歴史でみる竹富町 history

ミンサーを織る

豊かな自然に恵まれた竹富島では、ミンサーや麻の八重山上布、芭蕉布、木綿と苧麻のグンボウ(混ぜ織り)など、古くから伝わる多様な布が織られている。
ブー(苧麻)や糸芭蕉を刈りとって糸にして、ブーンミ(苧麻績み)、バシャンミ(芭蕉績み)は、お祖母さんたちが夜遅くまでしていた。
どの家にも機織があり、主婦は布を織っていた。
ミンサーのから柄は五・四の長方形を組み合わせたもので、「いつ(5)の世(4)までも末永く」という願いが込められ、婚約が決まったときに、女性が織って男性に贈ったようだ。
竹富島のミンサーは、1989年(平成元年)八重山ミンサーとして、国の伝統工芸品に指定されている。

ミンサーを織る1

ヤマ(糸車)で糸巻きをする小底家(クッキヤ)の小底ナヘさん
1976(昭和51)年10月

ミンサーを織る2

絵柄付けをしている機織り工房での与那国政さん
1966(昭和41)年1月

ミンサーを織る3

上勢頭家(ウイシドゥ)の縁側でペー(綜絖)にカチ(タテ糸)を通している上勢頭初さん、有田シズさん
1966(昭和41)年1月

ミンサーを織る4

カチ(タテ糸)をフドゥシ(竹筬)に通して整経をする西表千代さん、松竹美枝さん、スウーチ(ちぎり棒)に巻き付ける根原真雄さん
1969(昭和44)年1月

ミンサーを織る5

カチ(タテ糸)をフドゥシ(竹筬)に通して整える東盛とみさん、西表千代さん、松竹美枝さんとスウーチ(ちぎり棒)に巻き付ける根原真雄さん
1969(昭和44)年1月

ミンサーを織る6

ミンサー織りの整経をする市村サダさん
1966(昭和41)年1月

ミンサーを織る7

ミンサーを織る新家(アラヤ)の新苗さん
1978(昭和53)年10月
出典:「ふるさとへの想い 竹富島 前原基男 写真集」(C)前原基男
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