歴史でみる竹富町 history

島に生きる人々

竹富島の人々は働き者で、底抜けに明るく、ヒトゥバラシャ(滑稽者)も多い。
芸能達者で、いつ、どこでも、だれでも島唄を歌い踊りが飛び出してくる。
こうしてはぐくまれてきたのが「うつぐみの心(協力心、結いの心)」で、この精神を島の人々はひどく誇りに思っている。
島の子は、幼い頃から容赦なく家事の役割分担を負わされてきた。
掘り抜き井戸からの水汲み、牛や山羊の草刈り等の役割が分け与えられていた。
水汲みをする幼い子らの働く姿や屈託のない笑顔は、島に生きる人々の偽りのない美しい姿である。
竹富島で育つ子は、みんなが島を背負って立つわが子として、??りもすれば注意もする。
ほめてもやるし認めてもくれる。
竹富島の人は、とても教育熱心である。
竹富島の人は、お年寄りを大事にする。
竹富島のお年寄りは、誰でもいつでも、どこでも素敵な笑顔を絶やさない。
その笑顔の中から長寿の秘訣が生まれ、暮らしと文化を支える底力が湧いてくるのだろう。

島に生きる人々1

1963年頃まではつるべで水汲みしていた。後にポンプが取り付けされて、安里ヒデさんが大川家(フーギャ)の井戸で水汲みをしている
1967(昭和42)年2月

島に生きる人々2

友だちと一緒に水汲みの家事手伝いをする
1967(昭和42)年2月

島に生きる人々3

島では昔から牛による農耕が行われていた。畑を耕す長堂泰仁さん
1967(昭和42)年2月

島に生きる人々4

農耕が牛から水牛へと変わって行く
1978(昭和53)年10月

島に生きる人々5

萬木キヨさんと大山敏さん。瓦葺きは大山家(インヌヤ)
1994(平成6)年10月

島に生きる人々6

今井家(マイモーキャ)の今井松さんと今井静さん
1967(昭和42)年2月

島に生きる人々7

正装姿でわが家の前を行く今井松さんと静さん
1967(昭和42)年2月

島に生きる人々8

新家(アラヤ)の新苗さん
1978(昭和53)年10月

島に生きる人々9

仲良く手を握りしめる竹盛ヌヒさんと根原ヤスさん
1976(昭和51)年10月

島に生きる人々10

民具づくりの前盛佐輔さん
1969(昭和44)年1月

島に生きる人々11

ハダラー(とうごろういわし)の網打ち漁をする萬木真奈さん
1966(昭和41)年1月
出典:「ふるさとへの想い 竹富島 前原基男 写真集」(C)前原基男
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